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レッスン8回で地上12階へ ── 劇団ひとりのハイライン

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スラックラインは本来、ちょうどいい間隔で立つ2本の木にラインを張って行います。しかし「自宅や近所に都合のいい木が2本ない」「公園の木に巻くのは気が引ける」という理由で、最初の一歩を踏み出せない人は少なくありません。結論から言うと、木がなくてもスラックラインは張れます。地面に打ち込んで固定するスラックアンカーを使えば、庭・公園・砂浜・キャンプ場など、しっかりした地盤さえあればどこでも設置できます。

最終更新:2026年9月8日

木がない芝生の上でスラックアンカーを使い、スラックラインに乗る様子
木が1本もない芝生の上でも、スラックアンカーがあればこの通りスラックラインを楽しめる。

まずは動画で見る ― スラックアンカーの設置方法

百聞は一見にしかず。スラックアンカーを使った設置の流れを動画で紹介します。地面に杭を打ち込み、ラインを張り、実際に乗り、最後に杭を抜いて撤収するまでの一連の流れがわかります。なお動画では分かりやすさのために片側に木を使った設置例を紹介していますが、両側ともスラックアンカーにすれば、木が1本もない場所でも同じように張れます。

場所ごとの詳しい設置手順は設置場所別の完全ガイドで解説しています。

「木がないと張れない」は誤解

スラックラインに木が使われるのは、しっかりした支点として手軽だからにすぎません。支点さえ確保できれば、木である必要はありません。地面に強固なアンカーを作れば、木が1本もない芝生や広場でもスラックラインは成立します。実際に、Slackline Researchの出張イベントやワークショップでも、木のない会場で日常的にこの方法が使われています。

木がなくても張れる仕組み ― スラックアンカー

スラックアンカー(Slack Anchor)は、地面に専用スチール杭を打ち込んで固定する筒型構造のアンカーです。日本人初のスラックライン・ワールドカップチャンピオン・大杉徹が、構造建築士と共同で設計し、強度計算に基づいた安全性を備えています。ハンマー(2〜4kg推奨)で杭を打ち込むだけで、女性や初心者でも設置できます。

アンカーは地面の高さにあるので、ラインを地面から持ち上げる「支え」がアンカー1組につき1つ必要です。のんびり歩く・庭で楽しむ程度なら、頑丈な箱や台でかまいません。トリックライン・ロングライン・ロデオラインのように高さとテンションが必要な用途は、専用のA-Frame(開発中・近日発売)を使います。A-Frameは自作もできるので、必要な方はinfo@slackline-research.liveへご相談ください。

設置できる場所

自宅の庭・芝生
公園・広場(芝・土)
キャンプ場・河川敷
砂浜・ビーチ(1000mm杭)

木を使わないため樹皮を傷めず、公園管理者への設置許可も取りやすいのが利点です。砂浜や畑など緩い地盤では、より深く打ち込める1000mmの専用スチール杭を使用します。コンクリート・アスファルトへの設置には対応していません。

どのセットを選べばいい?

用途と手持ちのギアに合わせて、3つの選び方があります。木が1本ある場所は「アンカー1組+ツリープロテクター」、木がない場所は「アンカー2組」が基本です。

アンカー単体。すでにラインを持っている人、自分で構成を組みたい人に。
アンカー+ラインの入門セット。軽くて持ち運べて、木1本・木なし・両側木など、環境に合わせて構成を選べる。公園やキャンプ場に持っていく人に。
アンカー2組+屋外に強いステンレスラチェットのライン+GAME OF SLACKのフル装備。庭に常設して毎日乗りたい人に。

迷ったら、下の診断で「やりたいこと」と「場所」を選んでください。必要な道具の組み合わせと合計金額が出て、そのままカートに入れられます。

Gear Finder

あなたに合うセットを診断

やりたいことと場所を選ぶだけで、必要な道具の組み合わせと合計金額が出ます。そのままカートに入れられます。2〜4問、30秒。

セット選びの早見表(目的・場所別)+

診断の結果と同じ内容の早見表です。日本人初のスラックラインワールドカップ王者・大杉徹(Slackline Research代表)が、目的と場所別におすすめのセットをまとめました。

目的・場所
おすすめの構成
木が2本ある場所で歩きたい
Allround Slackline 15m(¥23,800)。安く始めるなら Minimum 15m(¥10,400〜)、15〜30mの長めに張るなら Experience 30m(¥29,800〜)
木が2本ある場所で跳ねたい(トリックライン)
足でジャンプするだけなら Allround(ソフトリリース付き)。お尻・胸・背中で跳ねるバウンストリックは Allround+Adjustable Bungee MINI+Bungee Link×2。10m以上または体重60kg以上は Bungee MID+INOX Power Ratchet を追加
庭に常設したい(木なし)
Garden Slackline 15m(¥39,800〜)。Slack Anchor 2セット+ステンレスラチェットのライン+カードゲームの全部入り。砂浜や畑など柔らかい地面は杭1000mm
公園・キャンプ場に持ち運びたい(木が1本 or なし)
Slack Anchor Set 15m(¥21,800〜)。木が1本ならアンカー1組+ツリープロテクター、木がなければアンカー2組。Slack Anchorにはラインを持ち上げる支え(頑丈な箱や台)がアンカー1組につき1つ必要
室内で毎日乗りたい
自立式の スラックラック(¥92,400〜)。ハンモックが吊れる柱や梁があれば Littlelining 9m でロデオラインも張れる
長い距離を渡りたい(ロングライン)
まずは Primitive Set 5:1(ウェビングはポリエステルのBlue)。本格的にやるなら Primitive Set 15:1、将来ハイラインまで見据えるなら Hangover Slackline Kit
緩いラインを揺らして遊びたい(ロデオライン)
Littlelining Slackline 9m(¥25,000〜)。どのセットでも緩く張ればロデオはできる
高いところを渡りたい(ハイライン)
道具より先に ハイライン入門講座(¥3,500・受講生130名以上)で安全とシステムの組み方を学ぶ。道具は講座内で相談しながら

木がない場所でトリックライン・ロングライン・ロデオラインを張るには、Slack Anchorに加えて高さを出すA-Frame(開発中・近日発売)が必要です。自作もできるので、必要な方は info@slackline-research.live へご相談ください。

よくある質問

Q. 本当に木が1本もなくても張れますか?

はい。両側ともスラックアンカーで固定すれば、木が1本もない芝生や広場でも設置できます。木が1本だけある場合は、片側を木・片側をアンカーにする方法もあります。

Q. アンカーだけで、ラインの高さはどう出すのですか?

アンカー1組につき1つ、ラインを持ち上げる支えを使います。歩く・庭で楽しむ程度なら頑丈な箱や台で十分です。トリックやロングラインのように高さとテンションが必要な場合は、専用のA-Frame(開発中・近日発売)を使います。

Q. 設置は何人で必要ですか?

1人で設置できます。ハンマーで杭を打ち込み、ラインを張るだけです。

Q. 打ち込んだ杭は抜けますか?

専用の引き抜きツールで簡単に抜けます。跡が残りにくく、撤収もスピーディーです。

Q. どんなハンマーが必要ですか?

2〜4kgのハンマーを推奨します(地盤・製品により調整)。軽すぎるハンマーでは打ち込めない場合があります。

関連情報

本製品については、PR TIMESのプレスリリースでも発表しています。場所ごとの詳しい設置方法は設置場所別の完全ガイドをご覧ください。

Author

大杉徹 Slackline Research代表 スラックラインワールドカップ優勝のプロスラックライナー
大杉 徹(Slackline Research)

日本人初のスラックライン・ワールドカップチャンピオン。累計500件以上のイベント出張、受講生130名以上のハイライン入門講座、全国24施設の認定パートナー制度を運営。安全で高性能なギアの開発・提案を行っています。

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